身体障害者手帳と精神障害者保健福祉手帳をカード型障害者手帳の発行が可能に
3障害者(身体障害者、知的障害者、精神障害者)のうち
現行の紙製の身体障害者手帳(一種身体障害者)(二種身体障害者)と精神障害者保健福祉手帳をプラスチック製のカード型障害者手帳の発行が可能に
身体障害者と精神障害者に交付される
障害者手帳は2019年4月1日以降、
自治体の判断でカード型の発行が可能になる。
運転免許証やクレジットカードなどと同じサイズで、手軽に持ち運べるようになる。
カードでの交付を始める障害者手帳は、
身体障害者手帳と、2年ごとに更新する精神障害者保健福祉手帳。
手帳には氏名や障害の程度などが記載されており、
公的な証明に使われるほか、公共交通機関などで示せば割引を受けられることがある。
現行の障害者手帳は縦約10センチ・メートル、横約7センチ・メートルで、「大きくて財布に入らない」などと改善を求める声が出ていた。
カードはプラスチック製で、紙製の障害者手帳より丈夫だ。
交付にはシステム改修など自治体の準備も必要で、実際に始まるのは早くても数週間先になる見通し。
厚生労働省によると、2018年3月時点で
身体障害者手帳は約511万人、
精神障害者保健福祉手帳は約99万人が交付を受けている。
知的障害者が所持している障害者手帳の一種である療育手帳は
カード型の障害者手帳からは除外された。